情熱に花を添えてはいけないよ

久しぶりのファンダンゴで、年内最後のファンダンゴで、30分で何ミリ距離が縮まったかはわからないけど、僕は僕で精一杯歌えたから自分に後悔はない。

ステージに立つなら、どんなジャンルであれ莫大な情熱と熱量がなきゃいけない。声は出た方がいいし、チューニングは狂ってない方がいいし、弦も切れてない方がいいけど、それ以前に必要なことまでもがプツンとなったら弱い。僕は昨日勝手に悲しくなった。ぶん殴りたい気持ちもドバドバ溢れてきた。でも僕は僕の歌でなんとかしようと思った。今日のうたで灯った再会の灯は、薄暗くてよく見えなくて、結局すぐ消えてしまったよ。次はしっかりと照らし合えればいい。そんなことを思った。

僕は、ギューってギリギリの高さでギリギリの精神で情熱の限りに歌ってるたけよしが好きなのだ。


そしてそんなことより何より、見てくれた方ありがとうございます。今日を楽しみにしてたって言われて嬉しかった。4000曲の中から流れたのが僕の歌だったと聴いて、嬉しかった。
バンド組んだんですって握手を求めてきてくれた人の目が、誰よりも強かった。明日も行きますと言ってきてくれた人の顔がとてもいい顔だった。


一瞬で駆けていく一回きりの30分を過ごす覚悟を決めよう。

神戸に向かってます。
今日はKiNGONSのギターkjさんの誕生日。その誕生日イベントに本人から直接オファーがあったのだ。本当に嬉しい。盛大に祝う。そして盛大に歌う。

一番はフロアにいるお客さんへ。kjさんへの愛は、最後の最後でいいのだ。神戸にライブしに行くのだ。

歌うぞ。

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