「優しいサンデー」

白鳥の湖 踊る少女
曇る窓ガラス歌に合わせ指でなぞる
「余計なことは考えたくないそんな日もあるの私にだって。それが今日なの。」

名前も知らないその娘を
僕は遠くから見ていた

波打ち際冷たい風に吹かれながら
日曜の夕方5時にライトを照らす
誰もいない街の中時間だけが過ぎ
チーズタルトひとつ食べ来た道を戻る
今年最初の雪を見ていた時だった
ラジオから流れるあいつのバンドの歌
僕はこの感情のまま通りを進み
次の次の交差点を右に曲がった

その夜食べた餃子のように優しくなりたい


あのまま走り続けたら今頃はどこにいるだろう
街の名前はなんだろう
オレンジとピンクが混ざる日曜日からもう一度届けてよ

24時間、2缶目のビール、7番出口まで

波打ち際冷たい風に吹かれながら
日曜の水平線に太陽が降る
誰もいない街の灯りに別れを告げ
気の抜けたガラナを飲み来た道を戻る
今年最初の雪を見ていた時だった
ラジオから流れるあいつのバンドの歌
僕はこの感情のまま通りを進み
次の次の交差点を右に曲がった

波打ち際冷たい風に吹かれながら
日曜の夕方5時にライトを照らす
誰もいない街の中時間だけが過ぎ
チーズタルトひとつ食べ来た道を戻る
今年最初の雪を見ていた時だった
ラジオから流れるあいつのバンドの歌
僕はこの感情のまま通りを進み
次の次の交差点を右に曲がった

その夜食べた餃子のように優しくなりたい
あの夜食べた餃子のように歌も歌いたい

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