あの日もそうだった

僕はラブ人間のファンだった。一方的にファンだった。ボーカルがツイッターにアドレスを公開してたからメールをした。夜中の2時に。2分で返信が返ってきた。2011年5月だろうか。
そのちょっとあとに、ラブ人間は初めて札幌にきた。僕は違うライブハウスでライブだった。あんなに大好きなラブ人間の初札幌を見れないなんて、って少し悔しかったけど、これもバンドマンの、宿命。僕は僕で精一杯歌わなきゃと思った。きっといつか会えると思った。
それから気づけば今日までの日々の中で、僕らの距離は音楽で縮まり、殴り合ったり、泣き言聞いてもらったりするようになった。僕にとって大切なバンドであるのは間違いない。そんなラブ人間、初の札幌ワンマンが今日。僕は違う会場でライブ。あの日もそうだった、だからきっといつかまた会える。

今夜のTHEラブ人間が素晴らしくありますように。


そして僕は札幌mole。さっき、アルキツカレテという埼玉のバンドを見た、ボーカルの人があびにそっくりで、怖いあびを見てるようだった。帰ったら、DroogのDroogってアルバムを聴こうかなと、なぜかそんなことを思った。

札幌の人からすれば、見飽きるほどいつでも見れる僕の姿。

それでも今日だって初めての人がいるし、それでもいつだって僕は今日の僕でいくのみ。
そういえば、「今日」って今までなかったのか。2016年3月19日って、今までなかったんだ。初めまして、今日。初対面でいきなり生意気かもしれないけど、今日の中で思いきり歌わせてもらうよ、よろしくね、今日。






君は君のために笑っていいのだ。

コメント

  1. 何度見ても見飽きないボイガルのシンゴさんの今日の歌、全部待ってます
    楽しみだなあ

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    1. スズネさん→
      そう思ってくれていると嬉しい。わがままかもしれないけど全部待っててほしいです

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  2. 初めてコメントします、こんばんは。
    私は今26歳です。父はバンドマンで、高校生の時から53歳になった今でもライブ活動をしています。そして、そこに時々足を運ぶ母。そんな両親のもとに生まれました。
    私自身も幼い時から音楽が好きで、小学生の頃からPUFFYやウルフルズや奥田民生のライブに行き、高校生の時にライブハウスデビューしました。
    社会人になり上京し、しばらくライブハウスには足を運んでいませんでしたが、私の始まりはまさにアルキツカレテでした。閃光ライオット2014のファイナリストであるアルキツカレテを見て、そこからまたライブハウスへ行くようになりました。
    そんなある日、対バン相手に最終少女ひかさがいて、私の中で大切なバンドが1つ増えました。
    すると今度はボイガルに出逢いました。出逢うことができました。
    大切なバンドが1つずつ増えます。

    疲れたなと思いながら乗った帰りの電車で、ふといろんなことを思い返した時に、音楽とともにその時の気持ちや風景がしっかりと浮かびます。私は私の大切なバンドとこれからも生きていきます。
    今に繋がって本当に良かったです。

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    1. 匿名さん→
      すごい、素敵なことですね。アルキツカレテ、初めて見ましたがかっこよかったです。特にドラムの方がいい表情というか、僕の好きなドラムでした。つながっていくのは、精一杯生きている証だと思います。

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  3. シンゴさんの表現本当に素敵です。
    シンゴさんのブログを読むたび、ボイガルの歌を聞くたび、本当にそう思います。
    今まで出会ってきた"今日"よりももっと、これから出会う"今日"を充実させていきたいです!

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    1. まなさん→
      毎日は積み重なって繋がったりはするけど、同じじゃないから不思議で、魅力的ですよね。精一杯生きていきましょ

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  4. マイキーズフェス、ラブ人間のワンマンどちらも行きました。

    ラブ人間のライブの後半で金田さんがステージから降りてきてシンゴさんとの出会いについて語っていました。
    札幌はシンゴさんとの出会いから始まっていて、それが、今ワンマンをできて…というような内容の話で、もうボイガルのメンバーさんは居ない時だとは思うのですが、感動して伝えたくてコメントしました。

    最後までラブ人間のワンマンで感動して、急いでmoleへ走って観たボイガルはいつものようにかっこよかったです。
    素敵な1日になりました。ありがとうございました。

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    1. なぎさん→
      そんなこと話してたんですか。伝えてくれてありがとう。moleもきてくれて、ありがとうございます、素敵な1日になったなら、よかった。またそんな1日を作れるよに、頑張ります。またいつでも来てくださいね。

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