ずっと夢見させてくれてありがとう

ブログを投稿したくてしたくて仕方なかった昨夜。結局投稿できず眠って、朝起きて、もう昨夜の気持ちがまるで嘘だったかのように、ブログ投稿する余裕なんてなくなった。いつか、何事もなかったかのようにこのブログも消えちゃうし、ツイッターだってそのうち消えちゃう。記憶は更新されて状況は変わっていき、いつか僕だって死んじゃう。だけど、この数日間で心の底から色んな感情が溢れ出てきたのは確かで、本当に僕自身が生きている証になったし、生きて繋ぐバトンは落とさずに過ごせた気がする。それに関しては今だってそうだ。14日、場所はタワレコ札幌ピヴォ。大阪の空きっ腹、広島のペロペロ、東京のラブ人間、カメラマンのミノルさんと一緒に、インストアイベントに参加させてもらい数曲歌わせてもらった。当日の朝に起きて、どうしても歌にしたいことがあって、すぐギター持ってノート開いて歌にした。「ゆーちゃん」という歌。歌詞を全部書き上げれず時間になり家を出てタワレコに向かった。控え室で残り数行を書き上げて、ひたすら小さい声で練習。歌詞とメロディーと思いをひたすら全身に散りばめた。空きっ腹のユキテルが「シンゴ、それ、めちゃめちゃええ歌やな。」と言ってきた。「新しい歌。ありがとう」と僕は答えた。その日は朝まで飲んだ。15日、明日からのジョインアライブで歌いたいという思いはピークへ達し、本当にダメもとで、ジョイン開催前日でドタバタなマウントアライブへ問い合わせ。もちろん関係者を通じて。というか、実は今月入ってから一度この話を持ちかけてみたんだけど進展なくて僕も踏み込めなくて諦めていて。でもやっぱ、諦めきれなくて。で、日付が16日に変わってから連絡が来て。「シンゴ、行くぞ。明日。」と。それだけ。とりあえず明日になったらここに来てくれという連絡があり、ドキドキして、少しお酒を飲んだら気持ち悪くなった。16日、僕は電車で岩見沢に向かい、駅からタクシーで会場に向かった。ゲート前に着くとスタッフの方が迎えに来てくれた。ベルベット裏にある本部に行くとマウントアライブのとある方が、「シンゴ頼むな」と言ってくれた。その人が今回の僕のゲリラ弾き語りを押してくれた。その人は身体中にトランシーバーのようなものをいくつも付けていた。わかってる、僕のこと構ってる時間なんて、1秒だって本当はないこと。でもきっと、自惚れなんかじゃなく、僕のことを信じてくれてると思った。「小さいけど、場所、確保したから。旗も立てた。鹿も置いておいた。」と笑いながら案内してくれたところは、あまりにも僕にピッタリなステージだった。「あとは頼んだぞ、歌う時一応報告して」とだけ言われ、現場に消えていった。時間は14時になり、そこでようやく告知。告知できるのは僕のみ。この日僕は4回、計19曲歌った。その人は、ちらっと見てくれてたみたいで、夜帰って家に着くと、その人から「明日もよろしく」とメールが来ていた。明日も、僕は歌っていいんだ。僕は来てくれたお客さんたちと、このステージを「鹿ステージ」という名前にした。17日、前日同様同じ行程で会場へ向かった。電車の中で、「今日、シンゴマーティンにも歌わせてあげたい」と、その人からその人らしいメールが来た。シンゴマーティンは、この日メインステージでのオープニングアクトとして出演、根室から来た僕と同い年のやつ。根室ハイワットホールという最高なライブハウスを作った人間の一人。マーチンは、僕が歌えなくなって根室のライブをキャンセルした時、ライクアローリングソングを弾き語りでカバーしてくれていた。久しぶりの再会だった。僕がこの日鹿ステージに着いた時、マーチンはスタンドバイミーを歌っていた。お客さんも集まっていた。マーチンは楽しそうだった。僕はこの日、計15曲歌った。最後の鹿ステージは、1曲だけ。歌う前に、思っていること、この二日間で思ったこと、ジョインのこと、ライジングのこと、オトダマのこと、お客さんの声のこと、たくさん話した。雨の中みんな聞いてくれた。サカナクション始まるのに。モノアイズ始まってるのに。周りのバンドマンから何思われてるかわからないし何も思われていないかもしれないしそんなのオナニーじゃんって思われてるかもしれないけど、僕にとって初めて出れた北海道の夏フェスがジョインアライブでとても大切なイベントなのだ。今年呼ばれなくて悔しかったのだ。腹いせにぶち壊してやるとかネタ作りとかそういう狙いでやったわけではないのだ。こんなことをここに書いても伝わらないかもしれないけど。でも、ボイガルのTシャツ着てる人がいてボイガルのパーカー着てる人がいてボイガルのタオル持ってる人がいて。不思議で不思議でたまらなくて、嬉しくて嬉しくて胸がいっぱいで、僕に何ができるかなってずっと考えた。で、鹿ステージを最高にくだらないステージにしようと思った。鹿ステージを動画はダメだけど写真&モッシュ&ダイブOKのステージにしようと思った。最後の曲は動画もOKにしたけど。モッシュダイブは起きなかったし起きなくてよかったけど。鹿ステージを日常のような空間にしようと思った。鹿ステージを素敵なものにしたいと思った。僕は、ライジングだってジョインって出たい。北海道の夏フェス。毎年毎年出たいよ、そりゃ。歌えるならどこでだって歌ってみせるのにって。でもそれはきっと本当に難しいことで、何から何までできたらそんな風にできるかがわからない。でも、僕が声を出して、それを見てそれを聞いて「私も、俺も、声を出したいな」ってお客さんがなれば、きっと少しずつ近づいていくと思う。声の力は、本当にすごい。だから僕は声を出さなきゃダメで。今回で言えば、鹿ステージも1日目が終わった時点で少なからずお客さんの声があって二日目に近づいたのを実感したし。ジョインで岩見沢で、シンゴさんの歌がきけてよかったですって言ってくれた人、ボイガル出るかなって勝手に予想してチケットとってでも出なくてでもシンゴさんいきなり来て悔しいけどでもうれしかったですって言ってくれた人、いろんな言葉をいろんな人がかけてくれた。本当は僕がもっともっと色んな声を言葉を思いを届けるべきなのに結局またこうやって僕は受け取ってくれる人に救われて助けられて一体いつになれば本当の強さを手に入れることができて誰も悲しませずに強く生きていけるのでしょうか。どこまで話せば、どこまでさらけ出せば、どこまで包み隠さずに生きていけば、どこまで文字にすれば、どこまで言葉にすれば、どこまでも歌っていけるのでしょうか。僕はベタに空を見上げて流れる雲に重ねてみた。さよなら、ロックンローラー。

コメント

  1. 昨日(2017.02.22)のワンマンの発表が嬉しくて、なぜかブログを遡って読んでいました。
    そしたらここまで来て、あの嬉しかった日のこと思い出してやっぱりシンゴさんかっこいいなぁって思いました。この日の鹿ステージの発表もワンマンの発表も同じくらいドキドキワクワクしました。やる事や想いがいちいちカッコよくて未来が楽しみです。

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