「ENDLESS SUMMER 2017」十三本目、苫小牧

10/1
気づけばもう10月に突入。前日に引き続き、Age FactoryのRIVER TOUR。前日に引き続き、Age FactoryとNOT WONKと3マン。前日に引き続き、心臓がもつか心配。前日に引き続き、今日だけのやり方で行くことを決意。

いつものように、道内の移動はレンタカー。車、持ってないから。入り時間が遅かったから、不安になるくらい遅い時間に札幌を出発。みんなを拾って、何だかもう日が落ちかけてきている道央道を苫小牧方面に走る。カーステレオからは、Age FactoryのRIVER。ハンドルを握りながら、右手にあたたかいオレンジを感じながら、ああ今日でRIVER TOUR、お別れかあ。そんなことを思った。次いつ会えるのかなとか思った。ずっとRIVERを永遠にループしてた。助手席でトモヤさんが、この曲のここのこれがやばいよねなど各曲の好きなところを教えてくれたりしてた。

僕らは1番目。
17:30過ぎのエルキューブ前は優しい。それまで少し不安で少しさみしかったけど、優しかったなあ。おかげで今日の自分でやれた。フロアの1番後ろでエイスケくんがゆらゆらと揺れていたのが見えた。NOT WONKのかっとが前の方でほぼ最後まで見てくれていた。僕は、いいライブできたと思った。僕らしくあれたんじゃないかなと、そんな風に思っている。
かっとが、「シンゴさんは悲しいこと言ってたけど俺はそうは思わない」って言っていた。違うんだ、悲しくはないんだ、なんて言い訳かもしれないが俺は悲しいことが言いたかったわけではないんだ。

NOT WONKを見てる時の男の子たち、キラキラしてる。いてもたってもいられないんだろう。そんな男の子たちに、ボイガルも一度でいいから見てもらいたいんだよなあ。どっかのなんかで、届かないかなあ。

Age Factoryは、この日も潔かった。すごいバンドのツアーに混ぜてもらったなあって心から思った、ありがとう。

終わって片付けて、この日は打ち上げをした。
苫小牧でライブをして、エルキューブじゃないところで打ち上げしたの初めてだった。10人で並んで、夜の苫小牧を歩いた。かっとが、「ここが苫小牧一の飲屋街です」と笑って紹介してくれた。

その打ち上げは、本当に楽しくて、ずっと笑っていた。Age Factoryの三人がひたすら面白くて、みんなでトモヤさんをいじって、お店の人にトモヤさんの生歌聞かせて、意味わかんなかったけど、ずっと笑って楽しかった。さみしくなった。

僕らは一足先に、苫小牧を出た。
帰る時、Age Factoryドラムのマシコくんが店の外まで送ってくれて、そこで、「出会えてよかったです、昨日一瞬で好きになりました」と教えてくれた。彼はきっと、繊細で優しい人だ。打ち上げの時は、トモヤさんのとなりで、うまく話を聞きながら過ごしていた。

嬉しかったし、余計さみしくなった。



なんかずっとさみしかった。
帰り、真っ暗の道央道を札幌方面に走る。カーステレオからは、NOT WONKの新譜。ずっとループしていた。ケントがめちゃめちゃ面白い話をしてくれて、爆笑しながらハンドルを握った。あっという間について、みんなをそれぞれ家におろして、レンタカーを返して、誰も歩いてない札幌の街を少し歩いてからタクシーに乗って僕も帰った。



いま、岡山に向かってる。
今日だけの僕を連れて行く。

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